稀勢の里どうなる?4場所以上連続休場した横綱のその後

横綱・稀勢の里が4場所連続となる休場を発表した。これまでの長期連続休場明けの横綱はどうだったのか、過去の例を集めてみた。(敬称略)

公開日:2017.11.8

【大鵬】67年九州から5場所連続休場→68年秋14勝1敗で優勝

大鵬

 1967(昭和42)年九州場所、11勝1敗で優勝争いの先頭を走っていたが左ヒジの故障のため13日目から休場。翌68年初場所は途中休場、以後3場所は全休で計5場所連続休場ののち、復帰した同年秋場所は14勝1敗で26回目の優勝を果たした(翌2場所全勝で計3連覇)。休場明けの場所に滅法強く7回中6回優勝している(うち全勝1回)。

【北の湖】82年九州から6場所連続休場→83年九州11勝4敗

北の湖

 千代の富士と優勝争いをしていた1982(昭和57)年九州場所12日目から休場。翌83年初場所も9日目から休場し、3場所連続全休後の秋場所は初日から4連勝したが右足の負傷で5日目から休場し、6場所連続休場となった。背水の陣で臨んだ同年九州で11勝4敗を挙げた。
 元々は大きなケガの少ない力士で、81年九州で初めて途中休場するまで入門から15年、横綱昇進後丸7年も休場したことがなかった。

【隆の里】84年九州から4場所連続休場→85年名古屋10勝5敗

隆の里

 84(昭和59)年九州3日目から途中休場。両国の新国技館こけら落としとなった翌85年初場所は4日目から休場し、続く2場所も全休で4場所連続休場明けとなった同年名古屋では10勝5敗だった。次の秋場所から2場所連続で途中休場し、翌86年の初場所2日目に引退したため、85年名古屋が最後の皆勤場所となった。

【北勝海】91年秋場所から4場所連続休場→92年夏場所直前に引退

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