追手門大 1点及ばず初戦敗退 小野監督「自分たちのやるべきことができなかった」

声を張り上げて選手を鼓舞する追院大・小野久雄監督=東和製薬RACTABドーム(撮影・石湯恒介)
声を張り上げて選手を鼓舞する追院大・小野久雄監督=東和製薬RACTABドーム(撮影・石湯恒介)
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 「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子1回戦、福岡教大85-84追手門学院大」(4日、東和RACTABドーム)

 追手門学院大・小野久雄監督は、最後までベンチの最前線で声を張り続けたが、わずか1点及ばなかった。「自分たちのやるべきことができなかった」と残念そうに振り返った。

 小野監督は同校バスケ部のOB。週に1回、ボランティアで練習に参加している。試合中は常に声を張り上げ、選手を鼓舞し続けた。「とにかく応援する気持ちしかないです。僕が学生の時に感じたバスケットをやってきてよかったという気持ちを感じてほしい」。接戦を戦う選手にとって心強い“応援団”が一番近くでチームを支えた。

 小瀬良真央主将(4年)は「毎回、声を出して応援してくださるのはみんな聞こえている。力になります」と監督の声援を背に戦っていたことを明かした。惜しくも初戦敗退となったが、同監督は「みんなでやるバスケットを目指している。そこには少し近づけたかな」と、リーグ戦に向けての収穫を得た様子だった。

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