体操ニッポン ロス五輪決めた!男子団体総合で世界選手権2連覇 チーム束ねた橋本の自覚「新しい歴史つくる」

男子団体総合で優勝し、表彰台で喜ぶ(右2人目から)橋本大輝、土井陵輔、岡慎之助、川上翔平、前田楓丞(共同)
鉄棒を終えほえる橋本(共同)
2枚

 「体操・世界選手権」(20日、ロッテルダム)

 体操ニッポン男子代表が団体総合決勝で金メダルを獲得し、2028年ロサンゼルス五輪の切符をつかんだ。6種目合計251・928点をマークし、団体総合が前回行われた23年大会に続いての2連覇となった。通算8度目の優勝で、連覇は1978年ストラスブール大会で5大会連続世界一に輝いて以来48年ぶり。世界選手権で個人総合3連覇中の橋本大輝(25)=日本生命・セントラルスポーツ=が全6種目で演技してチームをけん引し、24年パリ五輪3冠の岡慎之助(22)=徳洲会=も奮闘。パリ五輪も合わせた主要世界大会で3大会連続の頂点に立ち、2連覇が懸かるロス五輪に弾みをつけた。

 最終演技で会場の視線を浴び、金メダルを懸けた鉄棒に臨む。橋本は重圧がかかる局面をいつも頭に描き演技を磨いてきた。三つの離れ技を決め、伸身新月面宙返り降りで完璧に着地。仲間の歓喜の輪に飛び込み、団体総合で前回の世界一を唯一経験している大黒柱は「みんなを金メダリストにしてあげられて良かった」と安堵(あんど)がにじんだ。

 決勝でただ一人、全6種目を任された。あん馬や苦手なつり輪でもチーム得点を稼ぎ、前半3種目でライバル中国を0・332点の小差で追う展開。自信を持つ後半種目で逆転する必勝パターンに持ち込み「チームが勝つために全てをフォーカスしてきた」と誇った。

 パリ五輪でともに頂点に立った先輩たちが抜け、25歳でチームを束ねる自覚が増した。中国に屈したアジア大会後、首脳陣に練習法や演技順の変更も提案した。開幕前日には車座の仲間を前に立ち上がり「世界王者にふさわしい演技をしよう」と訴えた。決勝の鉄棒は初代表のスペシャリスト前田に代わり、最終演技を買って出た。

 橋本の存在感の大きさに、二枚看板として貢献した岡は「僕にはない強さを持っている」、村田憲亮監督は「やっぱり別格。経験値が違う」とたたえた。主要世界大会での3大会連続優勝は体操ニッポンの黄金期再来も感じさせ「覚悟と責任を持ち、新しい歴史をつくりたい」と橋本。主将の視線はロサンゼルスに向いている。

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス