涙の現役ラスト試合の錦織圭「この負けず嫌いがなくならなくてよかった」最後まで敗戦悔やむ「もうちょっとみせたかった」も「最後の最後まで諦めずプレーできたのは誇り」
「テニス男子・木下グループ・ジャパンオープン」(1日、有明コロシアム)
シングルス1回戦が行われ、元世界4位の錦織圭(36)=ユニクロ=は第2シードで世界8位のフランシス・ティアフォー(28)=米国=に0-2(4-6、4-6)で敗れ、現役最終戦を終えた。今年の全米で4強入りを果たした強豪相手に一歩も引かぬプレーを披露。12、14年大会を制した自国開催の舞台に最後の勇姿を刻み込んだ。
試合後、ベンチで休みながら涙。松岡修造氏から感謝を伝えられ、杉山愛、国枝慎吾、伊達公子、日本代表・添田豪監督というレジェンドたちから花束を贈られて、再び涙した。その後、松岡氏からインタビューを受け「全く試合終わるまで泣くなんて思ってなかった。5歳からテニス初めて、これだけ積み上げてきた30年がここで終わっちゃうんだな、本気でプレーすることはなくなるという喪失感が一気に押し寄せてきた。悲しさが大きいですね。自分では頑張ったと思いますけど、なかなか自分の理想のプレーには程遠い中で、惜しいところまでは戻ってこれたと思うが、悔しいですねこういう終わり方は。やりきったという思いはある。満足はしてます」と語った。
インタビュー中、何度も敗戦を悔しがった錦織。「本当に負けず嫌いなんですかね。もうちょっとみせたかった。ちょっとどこかネジ外れてるんでしょうね。最後までこの負けず嫌いがなくならなくてよかった。最後の最後まで諦めずプレーできたのが誇りかなと思います」と、最後は晴れやかな表情で語った。
