安青錦 大の里に完敗でV逸「自分の相撲が取れなかった」 ケガで休場危機も大関の務め果たし切る「自分はこれから。さらに強くなりたい」
「大相撲秋場所・千秋楽」(27日、両国国技館)
横綱大の里が涙の復活を遂げた。大関安青錦との相星決戦を制し、12勝3敗で6場所ぶり6度目の優勝を飾った。
完敗だった。2場所連続優勝を狙った安青錦。立ち合いから左前ミツを引くも、大の里に上体を起こされ、そのまま反撃できずに押し出された。支度部屋では目をつむったまま、大きく鼻で深呼吸。「自分の相撲が取れなかった。横綱の流れだった」と言い訳はしなかった。
今場所は、負傷している左足首の影響もあり、関取以上と稽古しない異例の調整を行った。4日目からは3連敗。休場危機だったが、そこから持ち直して8連勝し、千秋楽まで優勝を争う大関の務めを果たした。「最後まで優勝を争えた。優勝はしたかったけど、やれることができてよかった」とうなずいた。
最後は「自分はこれから。この経験を生かして頑張って、さらに強くなりたい」。最高位を見据えた。
