アジア大会 山下一貴が独走金メダル!日本勢2大会ぶりの快挙 35キロ地点で一気に突き放す ゴール後にはスタンドへ笑顔の一礼「ホッとしてます」万雷の拍手に包まれる

 「アジア大会・男子マラソン」(26日、パロマみずほスタジアム発着)

 日本代表の山下一貴が独走で日本勢2大会ぶり7度目の金メダルを獲得した。ゴール直後にはスタンドに向かって一礼し、最高の笑みを浮かべた。タイムは2時間10分49秒。観衆からは万雷の拍手が送られた。

 序盤から先頭集団を引っ張る形となった山下。17キロ地点で吉田が先頭集団から脱落する中、懸命に踏ん張った。30キロ地点の上り坂で一気にスパートをかけると、一時は先頭に。その後、インドのバルワルと北朝鮮のハンがペースを上げて3位に交代したが、35キロ付近で3人並走の形となった。

 すると一気に北朝鮮のハンを置き去りにし、並んでいたバルワルも突き放した。母国開催で独走態勢となり、じわりじわりと後続との差を広げ、40キロ地点ではバルワルを100メートルほど引き離し、スタジアムに戻ってくると大きな拍手がわき起こった。最後は独走状態でゴールテープを切った。

 インタビューでは「ホッとしてます」と第一声を発した山下。「先輩方がメダルを取ってきているので。周りの期待も大きかったので、金メダルを獲得できてホッとしています」と明かし、「今回は優勝を目指していてプレッシャーがきつかった。解放されてめちゃくちゃうれしいです」と表情を緩めた。

 山下は2023年の世界選手権代表以来となる日の丸のユニホーム。国際大会で歓喜のゴールとなり、2018年のジャカルタ大会・井上大仁以来となる金メダルを獲得した。

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