熱海富士 4場所連続勝ち越し 琴桜を押し出し圧倒!大関とりへ高まる期待も「やることは変わらない」
「大相撲秋場所・10日目」(22日、両国国技館)
大関昇進に挑む関脇熱海富士が大関琴桜を押し出して勝ち越しを決めた。昇進の目安とされる直近3場所合計33勝まで残り4勝に迫った。琴桜は6勝4敗。横綱大の里は新小結伯乃富士を寄り切って9勝目を挙げ、単独首位を維持した。大関安青錦は美ノ海を寄り切って7勝3敗。霧島は藤凌駕に押し出されて5敗目を喫した。大の里を1差で熱海富士と新関脇の藤ノ川、平幕の金峰山の3人が追う。
4場所連続の勝ち越しを決めた。大関とりの熱海富士が琴桜を馬力で圧倒。テレビのインタビューで「勝てたことが単純にうれしい。誰が相手だろうと、自分のやることをやろうと思っている」と笑みを浮かべた。
立ち合いでもろ差しを狙った大関に対し、右を固めて思い切り当たると前進。出足は止まることなく、腰の重い琴桜を一気に押し出した。
新関脇だった夏場所から9勝、12勝と白星を重ね、昇進の目安とされる直近3場所合計33勝まで残り4勝になった。八角理事長(元横綱北勝海)は内容面を評価しつつ「まだ分からない。先々場所が9勝ですから」と慎重な見解を示した。
周囲の期待は高まるが、熱海富士は「やることは変わらない。全部勝つつもりでやっているので、そこに結果が付いてきてくれれば」と足元を見つめた。
