17歳・大橋信が銀メダル 男子100メートル平泳ぎ日本新!スーパー高校生が鮮烈世界デビュー「うれしい半分、悔しい半分」

 男子100メートル平泳ぎ決勝でゴールし、声援に応える大橋信。58秒54の日本新で2位に入った(共同)
 力泳する大橋信(共同)
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 「水泳・パンパシフィック選手権」(13日、アーバイン)

 競泳男子100メートル平泳ぎで大橋信(17)=枚方SS=が58秒54の日本新記録で2位に入った。岡留大和(インターナショナルSC)は5位。女子同種目の鈴木聡美(ミキハウス)は1分5秒65で3位。男子400メートル個人メドレーでは24年パリ五輪銀メダルの松下知之が大会新記録の4分6秒75で優勝した。西川我咲(ともに東洋大)は4位。男子800メートルリレーの日本(村佐、松元、黒田、松下)は7分2秒74で3位に入り、日本勢はメダルラッシュとなった。

 スーパー高校生が鮮烈なデビューを果たした。初めての主要国際大会を迎えた大橋が個人種目最初の100メートルで銀メダルを獲得した。持ち味の力強く速いテンポの泳ぎで、日本新記録もマーク。ただ、優勝を逃したことには不満げで「うれしい半分、悔しい半分」と複雑な表情だった。

 身長169センチと小柄。スタートやターンで大きな海外選手に差をつけられても、武器とするハイテンポな泳ぎでぐいぐいと進んだ。3番手で後半に入り、1人をかわしたが「追い付こうという気持ちでいっぱいで、いい泳ぎではなかった」と反省を口にした。

 本命ではない100メートルは大会前に「まずは決勝」と繰り返す程度だった。だが、レースを目の前にして「謎の自信が生まれた。57秒台も出るんじゃないかと思って泳いだ」と、ひょうひょうと明かした。結果は58秒台だったとはいえ、上々の滑り出しをみせた。

 北島康介氏が五輪2大会連続2冠を達成した08年北京大会の翌年に生まれた新世代。得意の200メートルへ、いよいよ金メダルの期待が膨らむ。

 ◇大橋 信(おおはし・しん)2009年3月5日、大阪府枚方市出身。3歳から水泳を始め、四條畷学園高在学中。25年の世界ジュニア選手権は混合と男子の400メートルメドレーリレー金、個人3個のメダルを獲得した。同年のジャパンオープンでは平泳ぎ3冠。169センチ。

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