伯乃富士が横綱豊昇龍を撃破で5個目金星、今春の「眠れない」悩み克服して躍動【大相撲】
「大相撲名古屋場所・6日目」(17日、IGアリーナ)
西前頭3枚目の伯乃富士(22)=伊勢ケ浜=は横綱豊昇龍(立浪)を切り返しで破り、5勝1敗として5個目の金星を獲得した。豊昇龍は4勝2敗。
伯乃富士はもろ差しで豊昇龍の懐に入り、土俵際に寄られるも耐えて寄り返した。豊昇龍の強引な投げからのちょん掛けを切り返し、もつれながら土俵に倒れた。物言いの末に行事軍配差し違えで白星をゲット。「体が反応した。下から中に入って、横綱が苦しい投げ、引きがあればチャンスがあると思っていた」と振り返った。
伯乃富士は「稽古場からどんな体勢でも力を抜くな、と言われている。師匠の言葉が勝ちにつながった」と、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)への感謝を口にした。「やることをやって、その日を全うして、しっかり寝ることが次の日につながる」と、稽古の成果を語った。
今場所は深夜0時前に就寝。朝稽古後の昼寝を加えて10時間ほど睡眠を取っている。今年初場所、春場所はケガなどが重なったからだろうか「眠れなくなった。1日2、3時間くらい」と悩んでいた。処方された睡眠薬で眠るペースを取り戻し、高機能ベッドを購入するなどして、ようやく先場所から十分な睡眠が取れるようになった。
伊勢ケ浜部屋では今場所、自身の他に尊富士と錦富士が5勝、熱海富士が4勝と好調。「仲間であり、いいライバルです」と意欲に満ちていた。
