神戸がリーグワン5季目で初制覇、前身は西の強豪・神戸製鋼 日本代表SO李承信が17得点大活躍で逆転勝利「恩返しできた」
「ラグビー・リーグワン1部プレーオフ決勝・神戸22-13東京ベイ」(7日、MUFG国立)
レギュラーシーズン1位の神戸が、3位の東京ベイとの頂上決戦を制し、リーグワン創設5シーズン目で悲願の初優勝を果たした。神戸製鋼を前身とする西の強豪は、観衆5万451人の前で歓喜の輪をつくった。
前半16分、東京ベイがSOバーナード・フォーリーのPGで先制し、3-13まで差がついた。しかし、神戸はイノケ・ブルアのトライなどで追い上げると、前半残り約30秒で共同主将の日本代表SO李承信(25)がPGを決めて同点に追いつき、折り返した。
後半3分、李承信がハーフウェーライン付近からのロングPGを決めて16-13と逆転に成功。さらに同12分に李承信がPGを決めて19-13と突き放した。以降は一進一退の攻防を繰り広げたが、最終盤の同40分にも李承信がPGを決めて、とどめを刺した。東京ベイは南アフリカ代表フッカー、マルコム・マークスの負傷欠場も響いた。
キック成功率100%で、計17得点を挙げる活躍で優勝に導いた李承信は「ここ数年、苦しいシーズンが続いたが、自分たちが誰を代表しているかを問い続けてラグビーをしてきて、こういう形で恩返しできてうれしい。自分は自分の役割を果たしただけ。後半もタフなシーンが多かったが、みんながチームのために体を張ってくれた」と胸を張った。
日本選手権7連覇など社会人ラグビーの西の強豪だった神戸製鋼を前身とする神戸は、2022年から新設された国内プロリーグのリーグワンでは初優勝となった。また、デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC、62)はニュージーランド代表HCに就任するため退任が決まっていた。チームとしても有終の美を飾った。
