大阪人間科学大V王手 教育実習で抜けていたPG熊谷主将が今大会初初出場でけん引「みんなが試合に出られるチャンスをくれた」
「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・女子準決勝、大阪人間科学大84-69愛知学泉大」(6日、Asueアリーナ大阪)
男女の準決勝4試合が行われ、女子は大阪人間科学大が愛知学泉大に84-69で勝ち、4年ぶりの決勝進出。春の全関西のMVPで主将のPG熊谷のどか(4年)が復帰し、攻守に活躍した。3連覇を目指す日本経大は大体大との延長戦を77-69で制した。男子は日本経大が天理大を72-61で下し、2年ぶりの決勝進出。関大は東海大九州に73-67で勝った。
大阪人間科学大の頼れるキャプテンが帰ってきた。教育実習で抜けていた熊谷が、今大会初のベンチ入り。第1Q途中、3連続でシュートを決められ、6-6となったピンチから出場した。最初こそ実戦から遠ざかっていた影響を感じさせたが、次第に勘を取り戻していくと、チーム全体が水を得た魚のようにスイスイと動き出した。
主将に引っ張られるように1年生のPF三輪美良々が躍動する。177センチの長身を生かし、リバウンドで相手のファウルを誘発。チームトップの33得点を挙げた。ミスをしても笑顔で励まされ、前を向き続けた結果だ。
長渡監督は「安心感がある。苦しいときに決めてくれるのが彼女」と全幅の信頼を寄せた。その人柄から誰からも頼られる。試合後には別の会場へ走った。同じ体育館で練習する大阪薫英女学院から「居てほしい」と頼まれ、ベンチ入りするためだ。
前回優勝した2022年以来の決勝進出。熊谷は「みんなが試合に出られるチャンスをくれた。決勝はチームの後押しになりたい」と恩返しを誓っていた。
