北口榛花 新フォーム馴染みまだまだ5位「不完全燃焼!これからが楽しみになる試合できた」
「陸上・セイコーゴールデングランプリ東京」(17日、MUFG国立)
女子やり投げが行われ、24年パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)は、60メートル36で5位だった。
2月から五輪3度優勝のヤン・ゼレズニー氏に師事し、投てきのフォームを細かく変更して迎えた今季初戦。まだまだなじんでおらず、5本の投てきで60メートルを超えたのは1度にとどまった。「いやー(笑)こんなに思うようにいかないのは久しぶり。不完全燃焼!」と豪快に笑いつつ、「これでこんなに飛ぶなら(練習を積めば)もっと飛ぶ。これからが楽しみになる試合ができた」と前を向いた。
フォームは大きく3点変更。助走開始を直立から始め、助走路の真ん中を走り、やりの引き方を下に降ろさない方法に変えた。昨季までは一度やりを下に下ろしてから投てきモーションに入っていたが、ヤン新コーチに見せた際に「これは来世。もっと早く出会ってやろう」と封印されたという。北口は「やりを下ろして引くのはヤンが元祖なので。その方に違うと言われました」とがははと笑って明かした。
国立競技場で開催された25年世界選手権は、右肘痛の影響で14位にとどまったが、現在は痛みはなく順調に練習に打ち込めている。今後はダイヤモンド・リーグ中国大会に出場し、日本選手権(6月、愛知)に照準を合わせていく。
今大会は結果こそ伴わなかったが、フォーム変更は27年世界選手権や、連覇のかかる28年ロサンゼルス五輪を見据えたものだ。北口は「将来的には70メートルを投げたいと思っている」とさらなる飛躍を誓った。
優勝は61メートル57でリーマ・オタバー(バーレーン)。日本勢最上位は上田百寧(ゼンリン)で、61メートル40を投げて2位だった。
