鍵山優真 団体は満足の銀、個人は悔しい銀 復帰後の目標は定めない「(休養中は)やりたいことに目を向けて過ごしたい」
フィギュアスケート男子で来季休養を発表した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が共同通信の取材に応じ、個人と団体で2大会連続の銀メダルを獲得したミラノ・コルティナ冬季五輪や4年後への気持ちなどについて語った。
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-五輪を振り返って。
「団体は大満足。これ以上ないメンバーと結果。銀だけど、たくさんの記憶と喜びが詰め込まれている。個人は悔しいメダル。でも、後悔はない。(金メダルを狙って構成に入れた4回転フリップで転倒したが)チャレンジはできた」
-コストナー・コーチとの師弟関係を今季限りで終了した。
「振り付けや表現、スケーティングの部分を教えてもらった。『記録ではなく、記憶に残るようなパフォーマンスを』と常に言われ、表現の意識が変わった。スケーターとして成長できたし、すごく感謝している」
-休養に対する父、正和コーチの反応は。
「『優真がやりたいことをやってくれればいいよ』と言ってくれた。そこで、すっと決められた。やりたいことについて、僕の背中を押してくれる。父親として、いつもサポートしてくれる」
-休養中も指導は受けるのか。
「指導は受けないが、練習は続ける。(その後は)何も考えていない。復帰後の目標を決めると、そこしか見えなくなる。やりたいことに目を向けて過ごしたい」
-全国でスケート教室を開催する。
「以前、教室を手伝った際に、スケートをしたことがない子どもたちのワクワク、キラキラした表情を見るのが楽しかった。失敗することや転ぶことも楽しいと思ってもらえる教室にしたい」
-4年後は目指すか。
「それを定めるための休養。スケーターとして、どのような人生を歩んでいくかを見つける期間。一年一年の段階で見ていきたい。自分のモチベーションであったり、気持ちであったり、そういう部分も含めて」
◆鍵山 優真(かぎやま・ゆうま)2003年5月5日、神奈川県出身。22年北京五輪と26年ミラノ・コルティナ五輪で個人、団体ともに銀メダル。3月の世界選手権で4度目の2位となり、昨年3位と合わせて出場5度全て表彰台に立った。4月に来季休養を発表。神奈川・星槎国際高横浜出、オリエンタルバイオ・中京大。160センチ。
