大関霧島が珍しい形で無傷3連勝!土俵から足出た藤ノ川を投げ捨てる 決まり手は「上手投げ」から「寄り切り」に変更
「大相撲夏場所・3日目」(12日、両国国技館)
大関に復帰した霧島(30)=音羽山=が、藤ノ川(21)=伊勢ノ海=を珍しい形で下して初日から3連勝。藤ノ川は2勝1敗。
霧島はもろ差しを許したが両手で挟み付けるようにして寄り進んだ。藤ノ川がすくいながら回り込んで内掛けを仕掛けたが、霧島が上手投げで返して土俵に転がした。
しかし、霧島が最初に寄り進んだ際に藤ノ川の左足は土俵を割っており、行司と審判が気付かない格好で勝負が続行されていた。
決まり手は当初「上手投げ」とアナウンスされたが「寄り切り」と訂正された。霧島は「勝って調子に乗らないように。しっかりやることをやる」と語った。
八角理事長(元横綱北勝海)は「盛り上がったから良いでしょう」と話し「あれだけ(足が)出てたらダメかな」と笑顔で続けた。目の前で藤ノ川の左足が出ていた形となる尾上審判長(元小結浜ノ嶋)は「そうですね…そうも見えましたよね」と語り「出たと思ってもある程度流して、勝負が決まってから手を上げるようにと…」と語った。
過去には足が土俵を割ったと勘違いした審判が手を上げて勝負を止め、“誤審”が発覚して取組が「やり直し」となった事例がある。微妙な場合は明白な決着が付くまで取組を止めない、という審判部内の取り決めがある。
