モーグル・藤木日菜、武庫川女大大学院を修了 4年後は社会人アスリートとして「メダルが取れるような選手に」

武庫川女子大大学院の修士課程を修了した藤木日菜
武庫川女子大大学院の修士課程を修了した藤木日菜。左は高橋享子学長、右は渡辺昌史教授
武庫川女子大大学院の修士課程を修了した藤木日菜。左は母・美子さん
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 ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキー・モーグル代表の藤木日菜(24)=武庫川女大大学院=が30日、兵庫県西宮市の同大で会見した。

 3月に健康・スポーツ科学研究科修士課程を修了。4月から機械・医療機器の製造販売の山科精器(滋賀県栗東市)に入社して社会人アスリートとしてのスタートを切るにあたり「4年後はオリンピックでメダルが取れるような選手になりたい」と決意表明した。

 五輪初出場となった今回はモーグル11位、デュアルモーグル9位。「五輪に出場してまず思ったのが自分の実力がまだまだだなということ。自分でオリンピックというプレッシャーをかけてしまって、いつも通りの滑りができなくなるということは五輪に出なければ分からなかったこと。次に向けては、そういうことが分かった上での4年間になるので経験を生かしていける」と成長を誓った。

 「プレッシャー下での自動模倣と自己愛の関係」をテーマとした修士論文を提出し、大学院を修了。「武庫川女子大学で6年間学ばせていただいて、たくさんの方に支えていただいてオリンピックに出場できて、学位をいただくことができました」と母校のサポートに感謝する。

 山科精器には日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して入社が決まった。企業スポーツ支援の一環としてアスリートクラブを立ち上げた同社は藤木を第1号メンバーとして迎え入れ、広報部に配属される。これまでは大阪府阪南市の実家暮らしだったが、4月から練習施設のある大東市で人生初の1人暮らしを始める。「アスリート社員としてスキーだけにならず、社会人としても一人前の人間になれるようにしっかり仕事もしていきたい」と力を込めた。

 今回の五輪では兄・豪心(28)との兄妹同時出場でも話題を呼んだ。兄はサンテレビ社員として仕事をしながら五輪出場を果たしたお手本でもある。「兄からは一つのこと、モーグルだけをやっているとしんどい時期がくる。だからこそ仕事も頑張ることでモーグルにもいい影響が出る。少ない練習時間でも集中して練習ができるなど、いい面もあるからスキーだけにならずに仕事もしっかりできるようになった方がいい」とのアドバイスも受けた。4年後を見据え、自身も仕事と競技の両立を目指す。

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