柔道 パリ五輪金メダルの出口クリスタが現役引退「アップダウンのある柔道人生だった」妹・ケリーと異例の姉妹同日引退会見
パリ五輪柔道女子57キロ級金メダルの出口クリスタ(30)と妹で52キロ級のケリー(27)が24日、現役引退を発表。同日、会見を行い、クリスタは「柔道を始めて27年間、自分が目標としていたオリンピックで優勝することができましたし、何よりも自分の意思で現役を退くことができることを幸せに思っています。自分に現役としての柔道人生、満足できたから、ここが引き際なのかなと思いました」と語り、「アップダウンのすごくあるタイプの柔道人生だった」と総括した。
長野県塩尻市で生まれ育ち、松商学園高から山梨学院大に進学。大学3年時からは父の母国である、カナダ代表として活動してきた。
19年には世界選手権を制したが、21年東京五輪は落選。当時の悔し差は今でも残っているといい「今までの競技人生の中で一番のどん底を経験した」という。しかし、3年後のパリ五輪では悲願の優勝。「それを経験したからこそ、パリ五輪の金メダルもありますし、今日の私がいる。競技者としても、人間としても成長させてくれたのは柔道だった。そこの負けがあってよかった」と挫折も大きな糧となった。
引退後の活動については「私は、日本で生活して、でもカナダ代表として戦ってきたところを生かして、海外に柔道を広めるっていうこともやっていきたいですし、長野県のPRを。どんどん発信したい」とした。





