高梨沙羅が4度目五輪へ思い語る「焦らず、慌てず、諦めず」新採用ラージヒルには「認められた証拠。チャンス1つ増える」
開幕まで2週間を迎えたミラノ・コルティナ五輪に臨むノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)ら日本代表4人が23日、札幌市内で会見を行った。TEAM JAPANの文字と、日の丸が描かれた白いダウンジャケットに身を包んで登壇し、「4度目の舞台に立たせて頂ける。4年間のスパンを軸に日々のトレーニング、生活もそれを軸に回っている実感がある。目の前の試合に集中しながら、五輪で積み上げたものを出し切れるような舞台にしてけたら」と思いを込めた。
今季W杯6勝を挙げているメダル候補の丸山希(北野建設)は、初出場。22年北京五輪は直前の左膝の大けがで出場を逃しただけに「目指していた舞台がいきなり白紙になって、0から始まった五輪」と振り返った。本番へ「初めての五輪の舞台ですけど、自分のジャンプを出し切れるように精いっぱい飛んでいきたい」と力を込めた。
4大会連続出場の伊藤有希(土屋ホーム)は、「ジャンプ種目が初めて種目になった世界選手権、五輪から出させていただいている。4度目の五輪をかみしめながら五輪の空を飛ぶことができれば」と話し、3大会連続の勢藤優花(オカモトグループ)は「4年前の五輪は諦めかけてジャンプを辞めようと思っていた。こうして4年間ジャンプする環境をつくってくれた全ての皆さまに感謝して、最大のパフォーマンスができるように」と感慨を込めた。
女子では今回の五輪からラージヒルが新採用された。第一人者の高梨は「女子もようやくパフォーマンスを認められた証拠」と実感を込めつつ、「挑戦するチャンスがもう1つ増える。(W杯が行われる)大倉山と、そのあとのビリンゲンでパフォーマンスをラージよりにフィックスできるようにしたい」と思い描いた。
また会見には、日本選手団の副団長を務めるSAJ会長の原田雅彦氏も同席。「結果だけでなく、粘り強さ挑戦する姿勢を世界に示してくれると確信している」と期待を寄せた。
この日からW杯札幌大会が開幕し、その後はドイツ・ビリンゲン大会に出場していく。会見で大切にしている言葉を問われ、「『焦らず、慌てず、諦めず』という言葉を大切に日々の練習や、試合に臨んでいる」と明かした高梨。2週間後に迫った4大会連続の夢舞台へ、状態を上げていく。





