大相撲 元大関栃ノ心の初優勝、大関昇進伝達式の秘話、三保ケ関親方がトークショーで明かす

相撲博物館でトークショーを行う三保ケ関親方(左)と竹縄親方(撮影・開出牧)
相撲博物館でトークショーを行う三保ケ関親方(左)と竹縄親方(撮影・開出牧)
相撲博物館でトークショーを行った三保ケ関親方(左)と竹縄親方(撮影・開出牧)
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「大相撲初場所・11日目」(21日、両国国技館)

 春日野部屋の竹縄親方(元関脇栃乃洋)と三保ケ関親方(元幕内栃栄)が館内でトークショーを行った。2023年に引退した元大関栃ノ心、現実業家のレヴァニ・ゴルガゼ氏が初優勝した際のエピソードを明かした。

 栃ノ心は2018年初場所で初優勝。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は、それまでも栃乃洋、栃煌山(現清見潟親方)が終盤に優勝を争うも賜杯を抱けなかったことから、当時は大がかりな準備を控えていたという。

 三保ケ関親方は「いよいよ栃ノ心が優勝しそうになったとき、師匠が『優勝したらオレは何をすればいいんだ』と話されたので、できることなら抱きしめて号泣して下さい、と言いました」と明かした。

 春日野親方からは「そんなのできるかよ」と返されたというが、三保ケ関親方は「でも号泣していました。最初は(両国国技館の)事務所で号泣が始まって、役員室に戻っても号泣していました」と明かした。八角理事長(元横綱北勝海)ら協会幹部もつられて泣き、春日野親方の涙の量も一層増したという。

 その栃ノ心は同年夏場所後に大関に昇進。昇進伝達式の口上は「親方の教えを守り、力士の手本となるよう稽古に精進します」だった。

 三保ケ関親方は「口上は彼の言いたいことを聞いて、皆でまとめました。『親方の教えを守り』という言葉は本人の意向でした」と明かした。当時は部屋で諸問題が発生しており、親方は「今、この言葉を言うと、師匠が言わせたみたいになるよ」と伝えたが、栃ノ心に「私が言いたいからです」と訴えられ、そのまま反映させたという。親方は「案の定、師匠に言わされた、と書かれましたね」と振り返っていたが、当時の春日野親方と栃ノ心の様子が、強く印象に残っているようだ。

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