大奄美が引退会見「今、ホッとしています」 相撲生活は「一言で言うと痛かった」と本音も 故郷からの激励にも感謝「島の人って本当に優しいな」
「大相撲初場所・10日目」(20日、両国国技館)
16日に日本相撲協会から現役引退が発表された元幕内、西幕下17枚目の大奄美(33)=本名・坂元元規、追手風=が館内で会見を行った。10年間の土俵生活に分かれを告げた今の気持ちを「今、ホッとしています」と話し、「応援して下さっていた方々には申し訳ないんですけど、プレッシャーに自分は弱いというのもありまして、それがなくなったってことがちょっとホッとしている」と大奄美らしい言葉で感情を表現した。
相撲生活は「一言で言ったら痛かった。心も痛くなるし、体も痛くなるしという感じ」と言い、引退を決めた経緯も「膝を痛めていて場所中、踏ん張りがきかなくなってきた。思うように体が動かなくなってきたということで決意しました」と説明。母と高校の先生、親方に「もう体の限界です。もう引退させていただいきます」と報告したという。母からは「よく頑張ったって言ってくれたんで、ホッとしました」と大奄美。「師匠もよくやったよ、と。よく頑張ったと言ってくれたのでよかったです」と話した。
冒頭では「地元奄美大島の方々、応援してくださった方々、大変お世話になりました」とあいさつした。「現役中、帰った時は『頑張れよ』『応援してるから』と。『もう怪我だけはするなよ』ってみんな言ってくるんで、本当に優しいなと。やっぱ島の人は優しいなって思いました」と振り返った。
大奄美は鹿児島商高、日大から日大職員となり、2015年に実業団横綱。16年初場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。17年初場所で新十両、同年九州場所で新入幕。最高位は東前頭11枚目。昨年秋場所に十両から幕下に番付を落とし、今年初場所は休場していた。190キロ前後の体格を生かした右四つの腰が重い相撲が特徴だった。





