ホーバス監督求む新PG!「河村はシカゴ…ペイントアタックできる選手必要」

 バスケットボール男子日本代表が19日、27年ワールドカップ(W杯)アジア1次予選の初戦となる台湾戦(28日、ジーライオンアリーナ神戸)に向けて練習を公開した。取材に応じたトム・ホーバス監督は、ポイントガードの新戦力の台頭を求めた。

 「河村(勇輝)がシカゴにいて、佐々木(隆成)もけが。(テーブス)海もけがになったら、ペイントアタックができる選手が必要になる」

 今夏のアジア杯で、日本はベスト8に届かず敗退。28年ロサンゼルス五輪に向けて多くの戦術を試したが、チームに落とし込む時間が少なかったため、連係ミスを招きターンオーバーなどの課題を残した。

 今回の合宿ではパリ五輪代表の富樫勇樹(千葉J)に加え、安藤誓哉(横浜BC)、斎藤拓実(名古屋)、ハーパージュニア(SR渋谷)、湧川颯斗(三遠)、瀬川琉久(千葉J)と計6人のポイントガードを招集。3年後の夢舞台に向けて多くの選手に経験を与えていくつもりだ。

 今回の台湾戦は27年W杯出場に関わる1戦で、五輪にもつながっていく。指揮官は「パリ五輪が終わってから、日本らしいバスケは続かなかった。でもこれからうちの旅が始まる。私のミッション。もっともっときれいなスムーズなバスケットをやりたい」と見据えた。

 1次予選は台湾、韓国、中国と2試合ずつ対戦。28日の台湾戦後は、12月1日にアウェーで同国と2戦目を行う。

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