高安が4場所連続で小結、3場所で2度負け越すも 安青錦は小錦超えスピード新関脇で曙以来の快挙【大相撲九州場所番付発表】

 日本相撲協会は27日、大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。

 大関経験者の高安(田子ノ浦)が西小結に入った。三役復帰から3場所で2度負け越すも、4場所連続で小結の地位をキープすることになった。 秋場所は東小結で7勝8敗。千秋楽で関脇霧島を下し、半枚降下にとどまった。

 今年夏場所は東小結で6勝ながら番付運が良く、半枚降下にとどまった名古屋場所は10勝を挙げるも、秋場所は半枚上昇のみだった。

 また、安青錦が新関脇に入った。新関脇は25年3月場所の王鵬以来の新関脇に入った。安治川部屋からは現師匠が創設してから初めて。ウクライナからは初。

 初土俵から所要13場所は小錦の同14場所を抜き、年6場所制が定着した1958年以降で歴代1位のスピード昇進(幕下付け出し除く)。初土俵から負け越しなしの新関脇は1991年5月場所の曙以来となった。

 安青錦は今年春場所の新入幕4場所連続で11勝をマーク。4場所連続で三賞を獲得している。

〈大相撲九州場所 幕内番付〉※東、西

【横綱】大の里、豊昇龍

【大関】琴桜

【関脇】安青錦、王鵬

【小結】隆の勝、高安

【前頭1】伯桜鵬、若隆景

【前頭2】霧島、若元春

【前頭3】平戸海、宇良

【前頭4】玉鷲、欧勝馬

【前頭5】草野改め義ノ富士、正代

【前頭6】熱海富士、阿武剋

【前頭7】美ノ海、阿炎

【前頭8】一山本、金峰山

【前頭9】翠富士、翔猿

【前頭10】大栄翔、琴勝峰

【前頭11】獅司、狼雅

【前頭12】藤ノ川、友風

【前頭13】豪ノ山、御嶽海

【前頭14】竜電、時疾風

【前頭15】錦富士、湘南乃海

【前頭16】欧勝海、佐田の海

【前頭17】千代翔馬、朝紅龍

【前頭18】明生

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