競泳 池江璃花子「日本って本当にいい」拠点変更で精神的リラックス 日本短水路50メートルバタフライV

 「競泳・日本短水路選手権」(18日、東京アクアティクスセンター)

 25メートルの短水路で行われ、女子50メートルバタフライでは昨夏のパリ五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)が25秒60で優勝した。約2週間前に発症した腰痛を抱えながら、50メートル自由形と合わせて計4本のレースを消化。「久しぶりの短水路を楽しめたんじゃないかなと思う。優勝できて良かった」とうなずいた。

 9月に自身のSNSで練習拠点をオーストラリアから日本に戻すことを発表。師事していたマイケル・ボール氏が中国代表に入閣して指導を受けられなくなったことが大きな要因で、「世界選手権に行った時も相手をしてもらえてなかった。私はここにいるべきじゃないんだなと感じて決断した」と明かした。

 現在はルネサンスで西崎勇コーチの指導を受ける。オーストラリアでは少なからず言語の壁もあり、ハードな練習と日々の勉強の両立で少なからず負担はあった。現在はリラックスした環境で練習に臨めており、「楽しいです。本当に日本はいいなとつくづく感じる」と笑顔を見せた。

 自身4大会連続の出場がかかる28年ロサンゼルス五輪は集大成と掲げている。「数週間とか1カ月とか海外にいくことはあると思うし、大事」と積極的な海外遠征も検討する池江。「ボールがいなくなってしまったのはすごく残念ではあるけど、今はこっちでやると決めて帰ってきた。ロス五輪までは日本で」と覚悟を示した。

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