ペルージャ・石川祐希「日本の皆さんの前でプレーできて何よりうれしい」高橋藍ら所属のサントリーに勝利

 「バレーボール男子・国際親善試合、サントリー1-3ペルージャ」(7日、有明アリーナ)

 SVリーグのサントリーとイタリアリーグのペルージャの壮行試合が行われ、日本代表で同僚の高橋藍と石川祐希が激突。勝負は欧州チャンピオンズリーグ王者のペルージャが3-1で勝利し、石川は「イタリアのチームとして日本でプレーすることを非常に楽しみにしていた。日本の皆さんの前でイタリアのチームとしてプレーできたことを見てもらえて何よりうれしい」と語った。

 第1セットはサントリーが先取したが、その後はペルージャが欧州王者の意地を見せた。石川は1セット目の後に「サーブが修正ポイント」と語り、その言葉通りに修正。18-18から2連続でサービスエースを決め、「(監督から)戦術をもらいながらサーブを打った」と、修正力の高さを見せつけた。

 第3セットはジュースとなったが、25-24からまたしても石川がこの日3本目のサービスエース。第4セットもサービスエースをたたきこむなど活躍し、勝利を決めた。

 8日にも夢の一戦は行われるが、石川は「明日は今日以上のバレーができると思う。僕は日本の皆さんの前でプレーできるのは最後になるので、良いプレーを皆さんに見せたい」、高橋藍は「結果としても負けてしまったので勝てるように頑張りたい。レベルの高いバレーを見せたい」と力を込めた。

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