豊昇龍が3年ぶりV2!決勝で大の里を下す「九州場所に向け頑張る」【全日本力士選士権】

 「大相撲・全日本力士選士権」(6日、両国国技館)

 横綱豊昇龍(立浪)が3年ぶり2度目の優勝を果たした。右腕に選士権章を巻き「うれしいね。次の九州場所に向けて頑張ります」と明るい口調で話した。

 決勝は秋場所の優勝決定戦で敗れた横綱大の里と対戦。左上手をつかんで前に出て、最後は上手投げで決着を付けた。「場所のことを思い出した。これから何度も対戦があると思うので、お互い頑張っていきたい」と誓いを新たにした。

 秋場所千秋楽の本割で脱臼した右人さし指を「痛いよ」と言いつつ、「負けた自分が悪い。結果がついてこなかったのは、稽古が足りなかったから」と九州場所でのリベンジを誓った。

 準優勝に終わった大の里は、午前中は豊昇龍とともに、明治神宮で横綱土俵入りを披露。5月30日に横綱推挙後に同所で披露した土俵入りは、雨天のため社殿内で実施された。「ようやく外でできたのは良かった」とうなずいた。

 ◆トーナメント結果(3回戦以降) ▼3回戦○大の里(つりだし)宇良、○熱海富士(寄り切り)琴勝峰、○欧勝馬(上手出し投げ)獅司、○豊昇龍(寄り切り)若元春 ▼準決勝○大の里(寄り切り)熱海富士、○豊昇龍(寄り切り)欧勝馬 ▼決勝○豊昇龍(上手投げ)大の里

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