小林陵侑 快勝で本番へ弾み 2回とも最高得点「びっくりした」2位との差は飛距離換算5メートル以上 五輪2大会連続の栄冠へ

 「ノルディックスキー・グランプリジャンプ」(20日、バルディフィエメ)

 来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のテスト大会を兼ねて行われ、個人第8戦(ヒルサイズ=HS143メートル)で、男子は小林陵侑(28)=チームROY=が136・5メートル、137メートルの合計280・2点で優勝した。二階堂蓮(日本ビール)が4位、中村直幹(フライングラボラトリー)が8位で、小林朔太郎(雪印メグミルク)は16位だった。

 女子は勢藤優花(オカモトグループ)が118・5メートル、132メートルの合計214・5点で2位に入った。丸山希(北野建設)が3位、佐藤柚月(東京美装)が5位、高梨沙羅(クラレ)が6位、一戸くる実(雪印メグミルク)が8位と続き、伊藤有希(土屋ホーム)は28位だった。

 来年2月の本番へ弾みとなる快勝劇だった。小林陵は2回とも最高得点をマークし、2位に飛距離換算で5メートル以上の差をつけ「(優勝は)予想していなかった。びっくりした」と驚きを見せつつも会心の表情だった。1回目は「すごくいいジャンプができた」とK点(128メートル)を8・5メートル上回り首位に。2回目も不利な追い風が強くなったのにも動じず好飛躍を披露した。五輪2大会連続の栄冠へ「期待してもらえるのはうれしい。けがなく、このまま(状態を)キープしていければいい」と気を引き締めた。

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