カーリング 大混戦の代表決定戦は最終戦へ SC軽井沢クラブ上野結生「みんなカーリング好きだな~最後までなんだ(笑)」

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(14日、みどりスポーツパーク)

 3戦先勝方式で争われている女子決勝の第2戦が行われた。王手を懸けていた25年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブは、同25年覇者のフォルティウスに6-7で敗れた。1次リーグの直接対決の成績も合わせ、互いが2勝2敗。午後2時30分から行われる決勝第3戦の勝利チームが、ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選(12月、カナダ)に代表に決まる。

 三つどもえで始まり、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが敗退した代表決定戦が、もつれにもつれ、最終戦を迎える。決勝第2戦ではSC軽井沢クは、第2エンドに1点スチールを献上。その後は一進一退を続けたが、第8エンドにはフォルティウスの好プレーもあり、最後は6-7で敗れた。

 サード上野結生は「みんなカーリング大好きだなと思った(笑)最後までなんだなって」と大混戦を笑い飛ばし、率直な思いを吐露。運命の第3戦へ向けて「あと1試合出し切りたい」と引き締めた。また姉のスキップ上野美優も「最後の1投まで満喫し尽くして、成長し続けたい」と決意を込めた。

 ◆カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選の代表決定戦の大会方式 女子は3チーム(ロコ・ソラーレ、フォルティウス、SC軽井沢ク)で1次リーグを行い、総当たりで2度ずつ対戦する。上位2チームが直接対決の成績を持ち越し、3戦先勝方式の決勝を行う。優勝チームはミラノ・コルティナ五輪最終予選(12月、カナダ・ケロウナ)に出場。上位2カ国に与えられる本戦出場権の獲得を目指す。

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