崖っぷちで負けないフォルティウスが逆王手!吉村がラストドロー決める「決めきれてよかった」 ミラノ五輪挑戦権かけSC軽井沢と午後2時30分から最終決戦へ

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(14日、みどりスポーツパーク)

 女子決勝の第2戦が行われ、25年日本選手権覇者のフォルティウスは24年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブを7-6で下し、1次リーグの結果も含めた直接対決の成績で2勝2敗とし、逆王手をかけて悲願の五輪出場の道をつなぎとめた。午後2時30分からの最終決戦に持ち込んだ。

 第1エンドはブランク。第2エンドに相手に重圧をかける展開をつくり、1点スチールに成功した。第3エンドに2点を奪われたが、直後の第4エンドに2点を奪い、前半は3-3で折り返した。第6、7エンドは互いに2点を奪い、一歩も引かず。6-6で迎えた最終エンド。有利な後攻で吉村が重圧のかかる最後のドローを決めて1点を奪い、タイに戻した。

 1次リーグでは2連敗の崖っぷちから2連勝でタイブレークに持ち込み、1発勝負のタイブレークでは宿命のライバル、ロコ・ソラーレを下し、決勝に駒を進めた。前日の決勝第1戦でSC軽井沢クに敗れ、再び崖っぷちに。それでも再び勝負強さをみせつけた。

 試合後、吉村は「まずはホッとしてます。最後は長かったので相手の石に救われました」と笑い「相手もいいパフォーマンスをして、ショットも決めてきてる。ほんの少しのミスで複数得点を与えてしまう。最後しっかり決めきれてよかったです」と、胸をなで下ろした。泣いても笑ってもあと1試合。「強く自信を持って臨みたい。優勝のイメージを共有しながら向かいたい。あと残り1戦、勝っても負けても最後。積み上げてきたものを出し切りたい。勝ってみんなで喜びを分かち合いたい」と覚悟を語った。

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