北口榛花が右肘負傷から完全復活へ手応え「ここから下がることない」 東京世界選手権へJAL壮行会

 JALの壮行会に出席した(左から)鵜沢飛羽、北口榛花、村竹ラシッド
 陸上の世界選手権に向けたJALの壮行会に出席した男子110メートル障害の村竹ラシッド(右)と同200メートルの鵜沢飛羽。女子やり投げの北口榛花はオンラインで参加
 陸上の世界選手権に向けたJALの壮行会で、写真に納まる男子110メートル障害の村竹ラシッド(中央)ら
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 JALが31日、来月に開幕する陸上の世界選手権(13~21日、国立競技場)に向けた壮行会を都内で開いた。昨夏のパリ五輪やり投げ女子金メダルの北口榛花(27)は、トルコからオンラインで参加し、「(右)腕以外のコンディションはパリ五輪より仕上がっている。しっかり投げられる状態で臨めれば自信はある」と2連覇に向けて気持ちを高めた。

 右肘を負傷し、7月の日本選手権を欠場。復帰戦となった20日のダイヤモンドリーグ第13戦は、50メートル93で最下位に沈んだが、28日の同ファイナルでは60メートル72を投げて復調気配を漂わせた。「2週間前は怖くて投げられない状態で、チューリッヒ(で行われた同ファイナル)も最初は不安だったけど、60メートルを投げられたことは自信になった。これから下がることはない。上を見て頑張っていきたい」と現在の状態を明かした。

 自国開催の大舞台では、パリ五輪から続く国際大会2年連続の頂点と、世界選手権2連覇がかかる。「今の自分の状況もあって、しっかり臨まないとそこには届かないと感じている」と気を引き締めつつ、「ディフェンディングチャンピオンで臨むことは限られた人しかできない。最高の舞台で日本の皆さんと楽しめるように。やっぱり一番が好きなので、一番を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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