競泳背泳ぎの古賀淳也が現役復帰 41歳で迎える28年ロス五輪を「目指す事に決めました」と表明 8・9社会人大会に出場

 競泳男子50メートル背泳ぎで24秒24の日本記録を持つ古賀淳也(38)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「8月9日、勝負の世界に戻ってきました」などとつづり、9、10日に行われた東京都社会人チーム対抗水泳競技大会の写真ともに投稿して現役復帰を表明した。古賀は同大会の50メートル背泳ぎ30~39歳の部に出場し、決勝で25秒92をマークして優勝した。

 古賀はこの日朝、3連続投稿。「今年の4月、50m背泳ぎがロス五輪から初めて五輪正式種目として加わる事が決まりました」とし、復帰を悩んだ末に「もう一度目指す事に決めました」とつづった。ロサンゼルス五輪が開催される2028年7月には「僕は41歳を迎えます」としたが「年齢を理由に後悔をしたくありません。自分自身を鼓舞し、信じて突き進んでいきます」と決意表明した。

 2009年世界選手権男子100メートル背泳ぎを制した古賀は、昨年3月のパリ五輪代表選考会で、同選考会を最後に現役を退く意向を明らかにしていた。

 この日の古賀の投稿全文は以下の通り。

   ◇   ◇

8月9日、勝負の世界に戻って来ました。

今年の4月、50m背泳ぎがロス五輪から初めて五輪正式種目として加わる事が決まりました。

僕にとって50m背泳ぎは水泳を続ける上で、誇りとこだわりを持ち続けて来た種目です。

復帰をするかを考え悩みました。

ですが背泳ぎの選手としての出場を望んでいた五輪を、もう一度目指す事に決めました。

2028年7月、僕は41歳を迎えます。

世界を見れば、40歳を超えて水泳選手として五輪で活躍する選手はいますが、日本人では未だいません。

色々な声があると思います。

でも年齢を理由に後悔をしたくありません。

自分自身を鼓舞し、信じて突き進んでいきます。

3年後にどれだけ成長して行けるか、一緒に戦い応援してくださると嬉しいです。

古賀淳也

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