ロコ・ソラーレが五輪シーズン初戦V 藤沢五月「挑戦する中で結果を出せた」 1次Lから負けなし6連勝!SC軽井沢クラブに連勝し代表決定戦弾み!
「カーリング・稚内みどりチャレンジカップ」(3日、稚内市みどりスポーツパーク)
決勝が行われ、2大会連続五輪メダリストのロコ・ソラーレは、SC軽井沢クラブを8ー3で下し、五輪シーズン初戦で優勝を飾った。26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選(12月、ケロウナ)に出場するチームを決める日本代表決定戦(9月)と同会場で、負けなしの6連勝。代表を争うSC軽井沢クラブにも2連勝とし、大きく弾みを付けた。
有利な後攻の第2エンドで、いきなり2点を獲得。第4エンドではセカンド鈴木夕湖がテイクアウト(相手の石をはじき出す)を決めてつなぎ、サード吉田知那美、スキップ藤沢五月が正確なショットで3点のビッグエンドを作った。リード吉田夕梨花のセットアップもさえ、不利な先行のエンドでは相手に1点のみ取らせる展開を作り、終始流れを相手に渡さなかった。
吉田知は「シーズン中盤戦ぐらいの気持ちで稚内に挑んでいて、五輪トライアルに向けて稚内の地で練習してきて、1つ結果を出せたことがすごくうれしい」と喜び、吉田夕も「失敗できるなら夏のシーズンと思っていた。気持ち的に思い切ってトライできたところが、いいセットアップにつながったのかな」とうなずいた。鈴木も「いろんな挑戦をして、稚内のアイスの傾向をみられたのがよかった」と手応えを示した。
今後は北海道内で行われる2大会に出場し、日本代表決定戦に向けてさらに調子を上げていく。藤沢は「課題としていた決勝トーナメントに入ってからも安定したパフォーマンスを発揮すること(ができた)、いろいろ挑戦する中でも結果を残せた。代表決定戦もチャレンジする気持ちを持って、けがをせずに9月に臨めるようにしたい」と意気込んだ。





