朝乃山が十両復帰確実に、高砂部屋から3人同時昇進が濃厚「僕も負けたくない」
「大相撲名古屋場所・14日目」(26日、IGアリーナ)
西幕下筆頭の朝乃山(31)=高砂=が西十両13枚目の大奄美(追手風)を寄り切り、5勝2敗とした。大奄美は5勝10敗。朝乃山の十両復帰が確実となった。
昨年名古屋場所で大ケガを負い、手術リハビリを経て今年春場所に三段目で復帰。着実に番付を上げ、さらに今場所は同部屋で東幕下2枚目の石崎が6勝1敗、東幕下3枚目の朝白龍が7戦全勝。3人一緒の十両昇進が見えてきた。
朝乃山は「自分だけではここまで来られなかった。それを忘れないようにしたい」と感謝した上で「目指すのはここじゃない」と、次は幕内復帰を見据えていた。
幕内朝紅龍に3人が関取に加わるであろう来場所。部屋の盛り上がりについては「高砂部屋が盛り上がる。僕も負けたくない」と、喜んでいた。





