史上初10度目の十両昇進へ、38歳北磻磨が勝ち越し「まだ若手なので」 昭和61年生まれの花のロクイチ組 大相撲名古屋場所
「大相撲名古屋場所・12日目」(24日、IGアリーナ)
西幕下24枚目の北磻磨(38)=山響=が東幕下25枚目の長内と対戦。押し出して4勝2敗と勝ち越しを決めた。長内は3勝3敗。
稀勢の里、豪栄道、妙義龍、宝富士らを輩出した昭和61年(1986年)生まれの“花のロクイチ組”では数少なくなった現役。「体が動いています。勝ち越しよりも今日勝ったことがうれしい」と元気だ。28日に39歳を迎えるが「まだ39歳。まだ若手なので」と言い、40歳玉鷲の活躍に「励みになります」と語った。
過去9回の十両昇進は、希善龍と並び史上最多。今年初場所以来の勝ち越し。昨年春場所以来10回目の意欲を「もちろんです」と語り、諦めてはいない。昇進を狙える幕下15枚目以上に番付を上げるため「あと一番が大事になる」と、7番相撲を見据えた。





