天空海が弓取り“引退”を電撃表明、今場所弓取り対決を制し勝ち越し王手も

 「大相撲名古屋場所・7日目」(19日、IGアリーナ)

 元幕内で西幕下9枚目の天空海(立浪)が、西幕下7枚目の花の海(二所ノ関)と対戦。今場所の弓取り対決を制し、3勝1敗とした。花の海は2勝2敗。

 今場所は東横綱豊昇龍が休場した5日目まで弓取りを務めた天空海。6日目から弓取りを行う花の海と激しく突き合い、最後は押し込まれたところを冷静に引き落とした。34歳の天空海は「弓取り対決とみんなに言われました。危なかったけれど対応できました。若いですね」と語り、22歳の元気さに刺激を受けた様子だった。

 なお、今後は同じ立浪部屋から、今年1月にケガで離脱し今場所で復帰した立王尚、上戸が新たに弓取りを務め、天空海は距離を置くという。巡業等で務める可能性はあるが、本場所ではこの5日目が見納めとなりそう。天空海は「早く戻らないと」と、関取復帰に専念する。

 天空海は幕内経験者が幕下に落ちた状況では、史上初めて弓取り力士となった。185センチ、172キロの体格を生かした豪快な弓取りが注目を集めていた。

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