角田夏実 今後へ悩める胸中吐露「もうやり切った感もある中で、でもやっぱり柔道がしたいって気持ちも」「自分が二重人格ぐらいコロコロ意見が…」

 角田夏実
 角田夏実のYouTubeチャンネルより
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 柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダリストの角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。悩める進退への思いを語った。

 所属の柔道部の山田利彦部長兼総監督、金丸雄介元監督らと、同部を退職した今井優子コーチの送別会で悩みを吐露。世界選手権の代表発表前に撮られたもので、角田は「私はこないだの(優勝したグランドスラム)バクーはめっちゃ調子悪かったし、出たくはなかったぐらい。でも出ないといけない気がして。世界選手権もし出れるのであればどうしたらいいのか」と振り返り、「バクーは自分が五輪で1番苦戦した相手が出てくるのが分かっていた、これ負けたら五輪帳消しになるんじゃないかと思いながら出ていて。もうやりきった感もある中で、でもやっぱり柔道したいっていう気持ちがあるから。中途半端な気持ちで柔道したいだけではできない。やるなら勝ちたい。1人が戦えない気がするっていうのが結局1番です。それで負けるのも嫌で」と、自分の心の内を明かした。

 角田は「自分はそんなにもう長くはできない」とした上で、「なんで辞めれないか分かったのは、最近、練習してて楽しい。これができなくなった自分は何をして過ごすんだろう。これができなくなったらどうしようと考えたら、試合が欲しいなと思う」と話す一方で「自分もやれるならやりたいですけど、かける不安も強すぎて。本当にきつかったし、モチベーションも上がらないですし。柔道は好きだけど、好きだけで試合はできない。減量もしないといけない。それを1人で作り上げていくのって、時間が必要…自分が二重人格ぐらいコロコロ意見が変わるから」と、揺れる胸中を口にしていた。

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