バレー男子 日本快勝発進!鮮やか逆転勝ち 石川祐希チーム最多22点でも反省「もう少し攻められた」

 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-1ドイツ」(16日、千葉ポートアリーナ)

 「買取大吉 バレーボール ネーションズリーグ男子千葉大会」が開幕して1次リーグを行い、日本は石川祐希(29)=ペルージャ=らの活躍でドイツに3-1で逆転勝ちし、6勝目(3敗)を挙げた。ドイツは4勝5敗。第2セットを25-20で取り返した日本は第3セットも宮浦健人(26)=名古屋=のサービスエースなどで終盤に25-23とひっくり返した。第4セットも高橋藍(23)=サントリー=らの強打で制した。ブラジルはアルゼンチンを3-1で下し、8勝1敗とした。米国はトルコにストレート勝ちし、アルゼンチンとともに5勝4敗。トルコは2勝7敗となった。

 逆転劇で千葉大会を好発進した。7月上旬から12日まで行われていた沖縄合宿からチームに合流し、代表初戦だった主将の石川がチーム最多の22得点。第1セットを落とす苦しい滑り出しだったが「1戦目は大事になるという話をして、意識して臨んだ」とうなずいた。

 第1セットは攻撃がかみ合わず先取を許したが、第2セットからギアを上げた。流れを引き寄せ1-1に勝負を戻すと、第3セットも連取。2-1で迎えた第4セットは時間差攻撃から、ブロックアウトを誘う強打で連続得点。昨年のパリ五輪で屈した相手から初戦勝利を収め「余裕を持ちながらできた」と笑った。ただ、「終わってみれば最多得点だが、全く点を取った気持ちではない」と反省。トスを上げる手を変えたというサーブではエースを奪う好調ぶりだったが「もう少し攻められた」と、活躍しても貪欲に課題を追求する。

 17日はアルゼンチン戦。2連勝すれば、開催国・中国と上位7カ国が参加する決勝大会への出場が近づく。「明日以降、パフォーマンスを上げたい」と、必勝を誓った。

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