女子バレー日本 ブラジルの壁越えられずストレート負けも9勝3敗で3位 決勝大会でアクバシュ監督「リベンジ」
「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本0-3ブラジル」(13日、千葉ポートアリーナ)
「買取大吉 バレーボール ネーションズリーグ女子千葉大会」の1次リーグ最終戦が行われ、日本は強豪のブラジルに0-3で完敗して通算9勝3敗で3位となった。ブラジルは11勝1敗。第1、第2セットの日本は相手の力強いスパイクに押され、差を広げられて失った。第3セットは石川真佑(25)=ノバラ、北窓絢音(21)=SAGA久光、山田二千華(25)=NEC川崎=らの攻撃で反撃したが、押し切られた。日本は今後、上位8チームで争われる決勝大会(23日開幕・ポーランド)に出場する。
昨夏のパリ五輪銅メダル・ブラジルの高い壁に屈した。1次リーグ最終戦でストレート負けを喫したが、順位はイタリアに次ぐ3位につけ、アクバシュ監督は「新しいスタイル、新しい若手の選手を含めて、現在は良好な結果が得られている。まずは満足」と収穫を口にした。
第1セットを落とすと、第2セットも石川、北窓らが活躍したが3連続失点などで渡した。続く第3セットでは途中出場の18歳、秋本がバックアタックなどで奮闘したものの、最後は相手の強烈な一打に泣いた。
1次リーグは9勝3敗。メンバーを頻繁に入れ替えながら積極的に若手を起用し、指揮官は「経験を積ませることが、良い結果につながっている」とうなずいた。決勝大会は23日から。「対戦相手は分かっていないが、勝てなかった相手にリベンジしたい」と力を込めた。





