ラグビー、暑熱対策強化へ ウェールズ戦で要救護者

 日本ラグビー協会は9日、東京都内で理事会を開き、暑熱対策を強化する方針を確認した。岩渕健輔専務理事は記者会見で、5日に北九州市で行われた日本代表とウェールズ代表のテストマッチで救護を要する観客が出たことを明かし「ここ数年で気温の影響が強くなっている。このタイミングで改めて見直さなければいけない」と語った。

 試合は午後2時開始で日本が勝利した。12日午後2時50分からノエビアスタジアム神戸で行われるウェールズとの第2戦は、直射日光を避けるため屋根を閉じて開催する方向で検討しているという。今後に向けて「試合時間も含め、さまざまな観点から考える必要がある」との見解を示した。

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