男子110M障害 泉谷駿介&野本周成が世界選手権一発内定 二刀流の泉谷は「ホッとしている」 6日の走り幅跳びで2枚目の切符ゲットへ
「陸上・日本選手権」(5日、国立競技場)
世界選手権東京大会(9月、国立競技場)の代表選考を兼ね、男子110メートル障害が行われた。昨夏のパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が13秒22で優勝し、4大会連続の代表に内定した。
最後のハードルまで同じく代表に内定した野本周成(愛媛競技力本部)に選考されたが、最後はオリンピアンの意地を見せて差しきった。0秒01差の接戦を制し、「無事に内定できて、今回の目標は達成できたほっとしている。勝ち切ることをイメージしていた」と胸をなで下ろした。今大会は走り幅跳びとの“二刀流”に挑戦しており、6日に2枚目の世界切符を狙う。
13秒23で2位に入った29歳の野本は、「一安心。時間がかかったとは思っていない、これが僕の陸上人生」とほっとした表情。自国開催の大舞台へ向けて「メダルを取りたい。12秒台が目標になる」と見据えた。
今大会を欠場し、すでに内定済みだった村竹ラシッド(JAL)とともに代表3人が決まった。





