発明家のドクター・中松氏が２６日、９７歳の誕生日を迎え、都内で誕生日祝賀会を開催した。相撲経験を明かし、新横綱で名古屋場所（７月１３日初日、ＩＧアリーナ）に臨む大の里と、９日に日本相撲協会を退職した白鵬翔氏にエールを送った。

　自身は海軍時代、相撲大会で１０人抜きを果たし「海軍横綱」になった経験を持ち、相撲に思い入れがあるという。「同じ横綱仲間として大の里、白鵬のことは応援している」と語った。大の里とは夏場所後に都内で遭遇して握手を交わしたといい「幕内に外国出身力士が多いが、日本人横綱として大いに期待している」と期待を寄せた。

　また、有名ホテルのジムで体を鍛えているという中松氏は以前、白鵬氏と居合わせて一緒に汗を流したと明かした。「僕が風呂に入ると、彼もぜひご一緒に、と入ってきた。裸の付き合いをした仲。日本相撲協会となじめなかったろうが、世界に相撲を広めてほしい」と願った。白鵬氏は「世界相撲グランドスラム」構想を表明し、白鵬ダヤン相撲＆スポーツ株式会社を立ち上げている。

　中松氏はこの日「１００－３プロジェクト」として「３年以内に東京で３００万人のネットワークをつくる」と宣言。２８年予定の東京都知事選に１００歳で立候補するとを宣言しており「ギネス記録で当選したい。ムフフ」と怪気炎を上げていた。