大相撲 三役復帰の高安が6番「大関復帰を目指す」稽古総見欠席も心配無用

 「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)

 小結高安(田子ノ浦)が7日、両国国技館の相撲教習所で行われた時津風一門の連合稽古に、一門外から参加。霧島、若隆景、若元春らを相手に6番で3勝3敗の内容だった。

 2日の稽古総見は不参加。腰に爆弾を抱えるだけに状態が心配されたが「調子は上向いてきたかな」と涼しい顔。2日は「行きたい気持ちを、ぐっとこらえました。相撲を取れないわけじゃないが無理をしなかった」と説明した。相撲を取ったのは1日に行われた二所ノ関一門の連合稽古以来だという。

 3月の春場所は12勝3敗、優勝決定戦で大の里に敗れ優勝次点に終わった。優勝の可能性を残して9度目の千秋楽だったが、本割に勝ったのは阿炎を下した今回が初めて。35歳にして悲願の初賜杯に一歩近づいた格好だ。

 昨年1月以来8場所ぶりの三役復帰で夏場所に臨む高安。「三役で2桁を目標にしています。大関復帰を目指して、今場所は結果を出したい」と前を向いた。

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