サントリー・高橋藍 チャンピオンは通過点「自信を持って次のステップに向かえる」

 初代王者に輝き、笑顔を見せるサントリー・高橋塁(左)と高橋藍(撮影・伊藤笙子)
 第1セット、スパイクを決めるサントリー・高橋藍(撮影・伊藤笙子)
 優勝を決め、ファンに手を振るサントリー・高橋藍(撮影・伊藤笙子)
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 「SVリーグ男子・プレーオフ決勝、サントリー3-0愛知」(5日、ららアリーナ東京ベイ)

 プレーオフの男子決勝第2戦が行われ、レギュラーシーズン2位のサントリーが4位の愛知に3-0でストレート勝ちし、2連勝で昨秋開幕したリーグの初代王者に輝いた。サントリーの高橋藍(23)がプレーオフのMVPに選ばれた。3日の初戦をフルセットの末に逆転勝ちしたサントリーは、第1セットを29-27、第2セットを25-16、第3セットを25-22で制した。以下、サントリー・高橋藍との一問一答。

  ◇  ◇

 -試合を振り返って。

 「優勝できてほっとしている。みんなで取った最後の1勝。成長しながらファイナルに合わせられた。1点へのこだわりが出せた」

 -お立ち台で「チャンピオンは通過点」と。

 「シーズン最初から初代王者になる、SVリーグで勝つことが自分の責任だった。しっかり自信を持って次のステップに向かえる」

 -今季を振り返って。

 「入りは足首の状態やコンディションがいい状態ではなかった。最初は自信がなかったが、試合数が多い中でチームを作っていく落ち着きはあった。終盤に向けていいチームができたし、自分としてはいいものを保ちながら試合を続けられた」

 -昨年まで所属したイタリアリーグと比べて日本は。

 「間違いなくレベルは高い。世界のトップリーグを目指していけるんじゃないかという手応えは感じた」

 -今季のポイントとなった試合は。

 「セミファイナル(プレーオフ準決勝)。苦手としている名古屋に勝つことがまずは重要だった」

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