ロコ・ソラーレ 五輪へつながる大逆転!最終エンドに一挙3点 吉田知「さっちゃんがすご過ぎた」

 逆転勝利に抱き合って喜ぶロコ・ソラーレのメンバー(撮影・持木克友)
 第3エンド、1点を返すショットを放ち笑顔でガッツポーズの藤沢五月
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 「カーリング・日本選手権」(6日、横浜BUNTAI)

 2次リーグが始まり、女子は五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが2連勝で五輪出場の望みをつないだ。チーム御代田に競り勝ち、続くフォルティウス戦には7-6で逆転勝ち。2次リーグ突破を決めて今大会3位以上が確定し、9月の五輪代表候補決定戦の出場権を得た。北海道銀行は4戦全勝、フォルティウスは3勝1敗で2次リーグを突破。男子は連覇ならミラノ・コルティナ冬季五輪の代表候補に決まるコンサドーレがロコ・ソラーレを6-5で下し、3戦全勝とした。

 大どんでん返しの勝利を挙げ、氷上で歓喜の輪を作った。ロコ・ソラーレは最終エンドで一挙3得点を決め、逆転勝ち。無傷の強敵の勢いを、最後の最後で裁ち切った。スキップの藤沢五月が「ゾンビのように粘り強くはい上がってくる気持ちで戦えた」と喜べば、サードの吉田知那美も「今日はゾンビオブゾンビ!」とおどけた。

 土壇場で強心臓を発揮した。後攻で迎えた4-6の第10エンド。藤沢は寸分の狂いもなく相手のナンバー1を押し出した。相手のガードすれすれを通る完璧なショットでナンバー1、2、3を独占。フォルティウスのスキップ・吉村の最終投がガードにはじかれる音が響くと、ロコ・ソラーレの歓喜の悲鳴がこだました。

 何度も“神ショット”を放った。0-2の第3エンドでは最終投を円の中心にぴたりと止め、5失点のピンチを阻止。2-5の第7エンドでも、石1・5個分ほどのスペースに滑り込ませ、1点を死守した。チャンスメークした吉田知は「さっちゃんがすごすぎた。五月1000%!」とニヤリと笑った。

 今大会では『ロコ・ソラーレらしく』と口にしてきた藤沢。「調子の悪い選手がいてもかばい合いながら、ロコ・ソラーレとして勝ちきれるように」。午前に行われたチーム御代田戦ではショットの精度を上げられず悔しさをにじませたが「チームメートに助けられた」と奮起。一致団結し、白星を奪い取った。

 3位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決定。優勝なら世界選手権(3月・韓国)代表に内定し、自力で五輪の出場枠を取りにいける。藤沢は「チームとして上り調子で上がってきている。自分たちの力を信じて最後まで戦いたい」と言い切った。“ロコ・ソラーレのカーリング”で頂点をつかむ。

 ◆日本選手権の大会方式 男女各10チームが出場。1次リーグは5チームずつが2組に分かれ、組内で総当たり。それぞれ上位3チーム(計6チーム)が2次リーグに進む。2次リーグは直接対戦のない別の組の3チームと対戦。「勝敗数」「直接対決の結果」の順で順位をつけ、1位が決勝に進出し、2、3位は準決勝を経て決勝に進む。優勝すれば3月の世界選手権と、9月の五輪日本代表候補決定戦の出場が決まる。

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