涙の豊昇龍が付け人と抱擁 ファンの涙を誘ったワンシーン「うるっと来ちゃった」「エモすぎる」優しい人柄、勝負への思いにじむ
「大相撲初場所・千秋楽」(26日、両国国技館)
大関豊昇龍が12勝3敗で並んだ平幕王鵬、金峰山との優勝決定ともえ戦を制し優勝を決めた。自身2度目の優勝で、大関になってからは初。王鵬を下した後、土俵で雄たけびをあげ、涙を流したが、花道でのワンシーンがファンの感動を呼んだ。
ともえ戦で金峰山を下し、続く王鵬には粘られたが、最後は寄り倒し大関として力の差を見せつけた。その瞬間、豊昇龍は感極まったような表情で、土俵上でほえた。涙を流しながら花道を引き揚げると、待っていた付け人に無言で抱きつき、抱擁をかわした。
このシーンに「付け人さんと抱き合ってた瞬間泣きそうになった」「付け人さんに抱きついたのが15日間頑張って頑張って戦ってたんだなぁ、と感動しました」「うるっと来ちゃった」「花道奥で付け人とハグする豊昇龍エモすぎるやろ…」とファンは感動。執念の3番に勝ちきった中、豊昇龍の優しさとやり切った思いが涙を誘った。
支度部屋では父・スガラグチャーさんと感極まった表情で抱き合っていた豊昇龍。「チャンスが出てきたときに、これで逃したくない」と語り、「先場所、千秋楽で悔しい思いをして、それである方に約束して。1月場所この気持ちでぶつかります、と言って、1月場所を迎えました」と先場所の悔しさを晴らしたワンシーンだった。





