女王の貫禄!早田ひなが3連覇王手!急成長大藤沙月に圧倒ストレート勝ち 不安左手首も「よくなってる」4年連続決勝進出、2年連続で張本美和と最終決戦
「卓球・全日本選手権」(26日、東京体育館)
女子シングルス準決勝が行われ、パリ五輪銅メダリストで大会3連覇を目指す早田ひな(24)=日本生命=は、大藤沙月(20)=ミキハウス=を4-0のストレートで下し、4大会連続の決勝進出を決めた。決勝では2年連続で張本美和(16)=木下グループ=と対戦する。
パリ五輪で痛めた左手首の状態に不安を抱えたまま臨んだ今大会だったが、試合ごとに表情は明るさを増してきた。昨年の国際大会優勝から一気に頭角を現してきた20歳の挑戦を真っ向から受け止めて、はね返した。第1ゲームを11-9で奪うと、第2ゲームは11-4、第3ゲームは大接戦となったが、14-12でもぎとり、第4ゲームも付け入る隙を与えずに11-5で押し切った。試合後は「難しい試合になると思っていたけど、要所要所で点が取れて、4-0で勝ててよかった。感覚は悪くない。次に生きる試合だった。左腕は一昨日より昨日、昨日より今日の方がよくなってる」と、明るい表情で語った。





