最年少優勝狙う張本美和が一般の部初戦突破 ジュニアも含め4戦4勝「全ての試合を勝ち切れて良かった」

 女子シングルス5回戦進出を決めスタンドの声援に笑顔で応える張本美和(撮影・開出牧)
 ジュニア女子3回戦でガッツポーズを決める張本美和(撮影・開出牧)
 ジュニア女子3回戦でプレーする張本美和(撮影・開出牧)
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 「卓球・全日本選手権」(23日、東京体育館)

 女子シングルス一般の部・4回戦が行われ、パリ五輪代表で今大会スーパーシードの張本美和=木下グループ=が初戦を迎えた。原芽衣=レゾナック=と対戦し、4-0(11-7、11-4、11-3、11-4)で勝利した。

 昨年の全日本は、パリ五輪代表の最終選考大会に位置づけられていたため「あんまり全日本感がないというか、選考会してるくらいの気持ちだった」という。しかし、16歳7カ月で臨む今大会は、17年大会の平野美宇(16歳9カ月)の記録を更新する最年少優勝記録がかかっていることもあり「優勝を目指したいっていう思いが強いと、緊張もある」と話した。

 今大会から、今月20日にスポンサー契約が発表された「株式会社サンリオ」の人気キャラクター、ハローキティのマークがユニホームの右胸に入った。「(ハローキティは)もちろん私よりすごく有名な方なので、付けるからには責任感を持ってやらなきゃいけない部分はもちろんある。でも、もっと有名になってやるぞくらいの気持ちで、重く考えすぎずに頑張っています」と笑顔だった。

 この日はジュニアの部も含め4戦4勝。「全ての試合を勝ち切れて良かった。4勝できたら良いなと気持ちだった。1試合1試合を頑張っていこうという気持ちで乗り切れた」と話した。

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