陸上・パリ五輪代表 男子100メートルに坂井隆一郎、東田旺洋が新たに選出
日本陸連は4日、新たに決まったパリ五輪代表を発表し、男子100メートルには日本選手権覇者の坂井隆一郎(大阪ガス)と2位の東田旺洋(関彰商事)が入った。ともに初代表。既に出場を決めていたサニブラウン・ハキーム(東レ)や女子やり投げで昨年の世界選手権を制した北口榛花(JAL)らを含め、現時点で代表は男子34人、女子17人の計51人となった。
男子400メートルリレー代表には柳田大輝(東洋大)と桐生祥秀(日本生命)を選んだ。桐生は3大会連続の代表。同200メートルは鵜沢飛羽(筑波大)や4大会連続の飯塚翔太(ミズノ)ら、400メートルは佐藤拳太郎(富士通)佐藤風雅(ミズノ)らが入った。走り高跳びは赤松諒一(西武プリンス)真野友博(九電工)が初代表で、やり投げのディーン元気(ミズノ)が2012年ロンドン五輪以来3大会ぶりの代表。
女子では三段跳びの森本麻里子(オリコ)が同種目の日本女子初の代表入りを果たし、100メートル障害の田中佑美(富士通)も入った。1万メートルで出場資格を得た東京五輪7位の広中璃梨佳(日本郵政グループ)は仙骨の疲労骨折のため辞退した。
今後、世界陸連からの出場枠の再配分を受け、追加で代表入りする選手が出る可能性がある。





