新小結大の里が初優勝、最速記録 所要7場所、スター候補に名乗り

 大相撲夏場所千秋楽(26日・両国国技館)単独トップで迎えた新小結大の里が関脇阿炎を押し出し、12勝3敗で初優勝した。初土俵から所要7場所の制覇は、幕下付け出しでは輪島の15場所を大きく更新して最速。付け出しを除いても先場所の尊富士の10場所を上回った。新三役での優勝は1957年夏場所の安念山以来で67年ぶり。

 琴桜は豊昇龍との大関対決を小手投げで制して11勝4敗。豊昇龍と阿炎は10勝5敗だった。

 十両は元関脇若隆景が14勝1敗で優勝した。名古屋場所は7月14日にドルフィンズアリーナで始まる。

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