十両降下の遠藤が土つかずの5連勝「これ以上ない成績で前半終わったので、良しとしましょう」
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「大相撲夏場所・5日目」(16日、両国国技館)
十両遠藤(追手風)が土つかずの5連勝を飾った。妙義龍(境川)に対してしっかりと当たって押し込み、付けいる隙を与えずに押し出し。「最後まで攻め切れたのでよかった」と納得の表情を見せた。
今場所は、自身は8年ぶり、妙義龍は6年ぶりに幕内から十両に降下した。幕内での対戦成績は11勝12敗と拮抗(きっこう)。手の内を知り尽くした相手に快勝したが、遠藤は「今のコンディションもあると思うので。僕は精いっぱいやっただけ」と淡々と振り返った。
連日館内の大声援に応える5連勝。体の動きについては「その時、その時という感じ」としつつ「これ以上ない成績で前半終わったので、良しとしましょう」と話す表情は明るかった。