渡辺雄太「(NBAでのプレー)以上のことを日本ではやりたい」八村塁と交わした会話も

 米プロバスケットボールNBAで日本人最長の6季にわたって活躍し、来季のBリーグ入りを表明した渡辺雄太(29)が21日に帰国し、都内で会見を行った。米国の地で過ごした11年間を「宝物」と総括しつつ、今後の国内プレーへ「次に決めたチームで引退するまでやりたい」と宣言した。以下、渡辺雄太との一問一答。

  ◇  ◇

 -八村塁(レーカーズ)とは会話したか。

 「3月に彼から『雄太さん、大丈夫ですか』と連絡をくれた。その時に『来季からNBAにいない』と話をした。その時に塁が珍しく僕のことを褒めてくれた。『雄太さんがやってきた6年間はすごかった』と言ってもらえて、うれしかった」

 (続けて)

 「彼の活躍を間近で見ることがモチベーションになっていたことは間違いない。日本代表のチームメートとして応援しているし、いけるところまでやってほしい」

 -日本の生活で楽しみにしていること。

 「香川県民としてうどんを本当に愛している。ほぼ毎日うどんを食べていた。アメリカに住んでいる人の中で、11年間は一番うどんを消費した人物だと思う(笑い)。ゴールデンウイークは香川に帰って、育った町でゆっくりできたら」

 -これからはどういうプレーをしたいか。

 「NBAでは3点シュートと守備をやらないといけなかったが、それ以上のことを日本ではやりたい。オールラウンドの活躍がしたい」

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