霧島が相撲をとる稽古再開 首のケガで春場所負け越し かど番夏場所は「もちろん、やり返すっていう気持ち」

 湘南乃海(背中)を押し出す霧島
 相撲をとる霧島(右)
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 大相撲の春巡業が18日、千葉県浦安市で行われ、大関霧島(音羽山)が今巡業で初めて稽古で相撲をとった。錦木(伊勢ノ海)、湘南乃海(高田川)と7番とって6勝1敗。感覚を確かめるように前に出て、押し出しや寄り切る内容が目についた。

 首を痛めていた春場所は5勝10敗と負け越し。春巡業も11日の静岡・御殿場巡業から合流した。慎重に段階を踏んで相撲をとる稽古を再開し「初日なので、これから直していくところもあるなと。ちょっととりづらかったけど、それも久しぶりに稽古したから。どんどん稽古していけば、いい体調になってくると思う」と感触を明かした。

 場所前には30~40番の稽古が当たり前の霧島は「巡業中はそんなに稽古はしない。調子を戻して、(本格的には30日の)番付発表から」と調整プランに言及。2度目のかど番となる夏場所(5月12日、両国国技館)に向け「もちろんやり返すっていう気持ち。力を見せていきたい」と力を込めた。

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